Colt M1860ARMY Conversion Model 5.5in

カートリッジコンバージョン仕様

1850年代に現代と同様のメタルカーリッジが実用化されパーカッション式の時代が終わりを迎えつつある時・・・
コルトは特許の問題でその波に乗り遅れ、厳しい状況に立っていました。
1870年に漸く特許が解禁されると、カートリッジ式の新規モデルを投入し覇権を回復する・・・
様な余裕は無く、既存モデルを改造し何とか世の流れに追いつこうとしました。
そんな苦しい時代のモデルです。

M1860ARMYのローディングレバー部にエジェクターチューブとロッドを配置し、リコイルプレートにはローディングゲートをハンマーにはファイアリングピンを設置しメタルカートリッジ仕様に転用しました。
いくつかの種類が存在しますが、リチャーズ コンバージョンと呼ばれるバリエーションのタイプ2を再現したモデルガンです。
実銃同様にM1860をベースに改変し完成されます。

銃の歴史を振り返る上で非常に今日見深い挺です。