プロイセン時代のモデルを再現

Luger P.08 8in HW ERFURT(エルフルト)バージョン
ドイツの名銃ルガー P 08
第一次大戦で使用された1918年製のモデルで、プロイセンの兵器工廠を表す王冠マークの刻印入り。
木目調グリップ装備。
エルフルト工廠での8インチモデルの生産はわずか年間のみで非常にレアな仕様と言えます。

一般的なオートマチックピストルの直線配置の機構とは異なり、ジョイントアームに間接を設けたトグル式を採用した点がユニークな設計です。
反動を抑え易く、銃の軽量化に貢献しますが、照準線を邪魔してしまうデメリット。
部品精度がシビアでメンテナンスにも手間が掛かる神経質な点も実戦向きとは言えませんでした。
しかし、その優美とも表現できるスタイリングで戦後になって人気が高まり、銃器に縁の薄い日本でさえポピュラーな拳銃です。

ボルトが折りたたまれるように作動するトグルアクションと呼ばれるブローバック方式を、ガスガンで再現するのは苦労の連続だったに違いないが。
ショートリコイルまで再現したタナカの努力には脱帽する。
精緻なメカを再現しつつ、HW樹脂製の本製品はガスブローバックガンの1つの究極ではないでしょうか。
他のどれとも違うフィーリングを楽しめるガスブローバックガンです。